おりものの異変に気づいたら。性の健康を守るためのポイント
赤松 敬之(あかまつ たかゆき)
性病ドットコム|性感染症の情報サイト|監修:西梅田シティクリニック
性感染症(性病)はコンドームや生活習慣で予防できる部分もありますが、実はワクチンで感染を防げる性病もあることをご存じでしょうか。
本記事では、性感染症の感染経路、ワクチンで予防できる病気の種類と費用、さらにワクチン以外の予防法について解説します。
性病(性感染症:STD/STI)は、性行為を通じて体液や粘膜から感染します。
特に喉の性感染症は80%以上が無症状とされ、気づかないうちに感染を広げるリスクがあります。
性病予防の一つの手段として、ワクチン接種が挙げられます。
以下の性病は、ワクチン接種をしておくことで感染予防できます。
感染予防のための知識として、知っておきましょう。
ワクチン接種で予防できる性病 | 概要 |
---|---|
淋病 | 淋菌に感染することで発症する性病。 1回につき26,000円程度の費用がかかる。(2回の接種が必要) |
A型肝炎 | A型肝炎ウイルス(HAV)に感染することで発症する性病。 1回につき8,000円程度の費用がかかる。(3回の接種が必要) |
B型肝炎 | B型肝炎ウイルス(HBV)に感染することで発症する性病。 1回につき7,000円程度の費用がかかる。(3回の接種が必要) |
A型・B型肝炎 | A型肝炎・B型肝炎の両方に有効な混合ワクチン。 1回につき13,000円程度の費用がかかる。(3回の接種が必要) |
HPV | HPV(ヒトパピローマウイルス)に感染することで発症する性病。 1回につき33,000円程度の費用がかかる。(3回の接種が必要) |
※費用は医療機関により変動あり
特にHPVワクチンは、若年層の女性だけでなく男性にも有効で、子宮頸がんや尖圭コンジローマの予防に役立ちます。
ワクチン接種は強力な予防手段ですが、それだけでは不十分です。日常生活で取り入れるべき対策を紹介します。
性感染症は正しい知識と予防策で感染リスクを大幅に下げられます。
自分と大切なパートナーを守るために、ワクチン+日常的な予防習慣を取り入れていきましょう。
少しでも違和感を感じたら、
一度検査を受けてみませんか?
西梅田シティクリニックで受診をしよう。
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