マイコプラズマ・ウレアプラズマーマイコプラズマ・ウレアプラズマとは

赤松 敬之(あかまつ たかゆき)
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マイコプラズマ・ウレアプラズマとは?

マイコプラズマ細菌画像
ウレアプラズマ細菌画像

引用:CDCホームページ(マイコプラズマ細菌画像)
CDCホームページ(ウレアプラズマ細菌画像)

マイコプラズマ・ウレアプラズマとは、セックスやキスなどの性行為によって引き起こされる性感染症の一つです。

男性は尿道やのどにかゆみや痛みを、女性は性器のかゆみや尿道痛、のどの痛みを感じます。男女ともに無症状なことも多く、気付かない場合も多いです。

男性がマイコプラズマ・ウレアプラズマに感染した場合、主に発症する症状は次の通りです。

  • 排尿時に痛む、しみる
  • 尿道にかゆみや不快感がある
  • 透明、もしくは乳白色の膿が出る
  • 睾丸が腫れる
  • 睾丸・股間に痛みがある
  • のどに違和感、痛みやイガイガした感じがある
  • 咳が出る

一方で女性がマイコプラズマ・ウレアプラズマに感染した場合、主に発症する症状は次の通りです。

  • オリモノの色や臭い、粘り気が普段と違う
  • 性交時に痛みを感じる
  • 下腹部に違和感がある
  • 重い生理痛がある
  • 生理でもないのに出血がある
  • 性器が臭う
  • のどに違和感、痛みやイガイガした感じがある
  • 咳が出る

クラミジアや淋病の感染率と同じように高い確率で感染が認められています。

性病によって引き起こされるマイコプラズマ・ウレアプラズマは、性器のかゆみや尿道痛、のどの痛みなど、クラミジアや淋病と症状も似ていることが特徴的です。

梅毒のようによく聞く性病ではないですが、放置すると悪化して炎症を起こし、男女共に不妊の原因にもなります。

よくある質問

マイコプラズマ・ウレアプラズマに関して、よくある質問をまとめました。
マイコプラズマ・ウレアプラズマに関して知識を深めたい方は参考にしてみてください。

Q
マイコプラズマ・ウレアプラズマの症状はどんなものがありますか?

男女共に無症状や軽度の不快感を抱く程度の症状が多いです。

男性:陰部の痒み・不快感。
女性:おりものの量の増加・外陰部の軽いかゆみなど。

Q
治療方法・治療薬はどんなものがありますか?

主に抗生剤で治療を行います。

しかし、効果がある治療薬はマイコプラズマ・ウレアプラズマの種類によって違い、また薬に耐性を持っている場合もあるので、治療が長引くこともあります。

Q
感染からどのくらいで症状が認められますか?

通常発症には感染してから1〜3週間程度かかります。しかし無症状であることも多いです。

Q
治療期間はどのくらいですか?

お薬を内服していただくと数日で症状が改善することがほとんどです。稀に耐性菌や他の病気が重複していて治癒しないことがあります。治療の効果判定のために再検査を希望される場合は2週間以上あけてください。

Q
キスだけでマイコプラズマ・ウレアプラズマは感染しますか?

キスやオーラルセックスによっても感染します。治療中はキスや性行為は控えてください。

Q
マイコプラズマ・ウレアプラズマは何科を受診したらいいですか?

性病科などの性病専門の病院・クリニックを受診してください。
耳鼻咽喉科や内科の場合、性病検査がされず、見逃されるケースがあります。そのため、マイコプラズマ・ウレアプラズマの症状がある場合は、性病専門の医療機関を受診してください。

Q
コンドームをつけることでマイコプラズマ・ウレアプラズマは防止できますか?

100%防止はできません。
しかし、コンドームをつけることで感染リスクの低減は可能です。そのため、オーラルセックスの際にもコンドームをつけることが望ましいとされています。

Q
性器の粘膜だけに感染しますか?

性器だけでなく、咽頭や直腸の粘膜から感染することもあります。

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