性病の原因ってなに?感染を防ぐ方法を解説します
性病の原因とは?
「性病の原因が知りたい。どんな感染経路がある?」
性病に感染した経験のある人であれば、このように考える方もいらっしゃるのかもしれません。しかし、性病の原因はいくつかあり、人によって感染経路もさまざまです。
そこで今回は、性病の原因について解説します。
合わせて性病検査の種類を理解することで、正しく性病が理解できるようになるでしょう。
性病は病原体が体内に入り込み、細菌が増殖することで発症する病気です。
感染源に直接触れたり、飛沫などが原因で人から人へ感染すると言われています。
感染源となる病原体は、血液や腟分泌液、精液などに生息します。
性行為などの際に、皮膚や粘膜、口などと接触することで体内に病原体が入り込むことが多いでしょう。
性病の主な感染経路は以下5つです。
- 膣性交(ノーマルセックス)
- オーラルセックス
- アナルセックス
- キス
- その他要因
それぞれについて詳しく解説します。
これから性病の原因について知識を深めたい方は、参考にしてみてください。
膣性交(ノーマルセックス)
膣や亀頭、尿道などは粘膜でできています。粘膜は皮膚よりも病原体が侵入しやすいと言われています。そのため相手の性器に病原体が生息する状態で膣性交すると、お互いの粘膜が触れ合い、性病に感染する可能性が高いです。
オーラルセックス
フェラチオやクンニリングスといった相手の性器を舐める行為は、性器に生息する病原体が口から体内に侵入する原因になります。さらに抜歯後に出血があったり、口内炎があったりする状態でオーラルセックスを行うと感染のリスクは高まるでしょう。
アナルセックス
アナルセックスの場合、血液感染のリスクが高まります。
なぜなら肛門は膣よりも経が小さいからです。挿入時に粘膜へ負荷をかけてしまい、出血してしまうと、体内に血液が入り込んで性病に感染する可能性があります。
キス
キスをすることでお互いの皮膚と皮膚が接触し、病原体が感染する可能性があります。
特に口まわりに病原体が生息していると、ヘルペスなどの性感染症に感染するリスクが高くなるでしょう。ディープキスの場合は、唾液を介すことで感染リスクがさらに高くなります。
その他の要因
ごく稀に起こる事象として、トイレの便座や衣類、タオルが感染経路となる場合があります。毛じらみや膣トリコモナスなどは、日常生活を送る中で稀に感染するケースもあるのです。
感染を防ぐための方法は?
「性感染症対策って大事なのはわかるけど、何をしたらいいかわからない…」
このようにお悩みの方もいらっしゃるかもしれません。
そこで性病感染防止に有効な方法を解説します。
性病感染に有効な方法は以下3つです。
- コンドームを使用する
- 不特定多数の人とセックスしない
- タオルや衣類を使い回さない
性病感染を防止し、自分やパートナーを守るためにも、正しい知識を知っておきましょう。
コンドームを使用する
コンドームを使用することで、粘膜同士の接触が防止できるため、感染のリスクが低減されます。通常のセックスだけでなく、オーラルセックス時にも使用することで効果が期待できるでしょう。挿入していない間にもコンドームをつけておくと、より安心できます。
不特定多数の人とセックスしない
不特定多数の人とセックスすると、その分だけ感染のリスクは高まります。
セックスする際は、信頼できるパートナーとだけするといいでしょう。
もし不特定多数の人とセックスする場合は、必ず性病検査を定期的に受けてください。
タオルや衣類を使い回さない
可能性としては低いですが、ごく稀にタオルや衣類から感染する場合があります。
気になる方は、タオルや衣類を2回連続で使用しないようにしてください。
他人が使用した後に同じものを使用しないようにすることもおすすめです。
定期的に性病検査を実施しよう
「自分に限って性病なんて感染しないはず…」
そう思っていても、感染する可能性がある…。それが性病です。
絶対に大丈夫だと思っていたパートナーが、なんらかの要因で性病にかかることもあります。もしその状態でパートナーとセックスした場合、性病が移るケースもあるでしょう。
また、ごく稀に日常生活を送る中で性病に感染することもあります。
自分や大事なパートナーを守るためにも、性病検査は定期的に行ってください。
どうしても人目につきたくない方は、性病検査キットを利用することで、誰にもばれずに検査可能です。
確実に検査を行い、素早く検査結果を知りたい方は、医療機関で検査を受けることをおすすめします。医療機関の場合、迅速検査が可能になるため、検査時間が短縮されます。
また、万が一感染が見つかった場合、治療までスムーズに進められるのもメリットです。
自身やパートナーにとって最適な方法で性病検査を定期的に実施しておきましょう。
少しでも違和感を感じたら、一度検査を受けてみませんか?
西梅田シティクリニックで受診をしよう。
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