おりものの異変に気づいたら。性の健康を守るためのポイント
赤松 敬之(あかまつ たかゆき)
性病ドットコム|性感染症の情報サイト|監修:西梅田シティクリニック
性交渉の経験がある女性の約2人に1人が生涯で一度は感染するといわれるのが、ヒトパピローマウイルス(HPV)です。
ほとんどは自然に消失しますが、一部は持続感染し、子宮頸がんをはじめとする深刻な病気を引き起こすことがあります。
本記事では、HPVの特徴や感染で起こる病気、検査・治療、そして予防方法について解説します。
女性にとって身近だからこそ、正しい知識を持ち、検診やワクチンで備えることが大切です。
HPVは主に性行為によって感染し、生殖器や周辺の粘膜にイボや腫瘍を形成するウイルスです。
感染しても多くは数年以内に免疫によって自然に排除されます。
しかし、持続感染すると子宮頸がん、外陰がん、肛門がん、中咽頭がんなどに進行する可能性があります。
ヒトパピローマウイルスが感染すると起きるおもな病気は以下のとおりです。
尖圭コンジローマは、良性の腫瘍です。
HPV感染が「がんに至るまで数年~数十年かけて進行する」ことを理解し、検診での早期発見が重要です。
HPVは誰でも感染し得る身近なウイルスです。
「自分は関係ない」と思っていても、性交渉を経験すれば感染する可能性があります。
これらを継続することで、感染しても重症化を防ぎ、健康的な毎日を送ることができます。
自分の健康を守るだけでなく、大切な家族やパートナーを守るためにも、HPVについて正しく知り、検診と予防を続けましょう。
参考文献
少しでも違和感を感じたら、
一度検査を受けてみませんか?
西梅田シティクリニックで受診をしよう。
少しでも違和感を感じたら、
一度検査を受けてみませんか?
西梅田シティクリニックで受診をしよう。