性病の知識

淋病の症状や検査方法・治療について。大阪で検査を受けるならどこ?

赤松 敬之(あかまつ たかゆき)

淋病とは?

淋病は、性感染症の一種であり、クラミジアと同様に主に性行為を通じて感染する病気です。

淋病に感染すると、尿道炎や膣炎、咽頭炎、肛門炎などの症状が現れることがあります。
また、淋病は感染者からの性行為で粘膜や体液の接触によっても感染が広がるため、感染に注意が必要です。
男性では、淋菌性尿道炎、女性では淋菌性子宮頚管炎、男女共に咽頭淋病を引き起こすことがあります。

感染者数としては最近10年間程度は横ばいですが、女性よりも男性の方が罹患率が高い性感染症です。

淋病に感染したらどんな症状が出る?

淋病に感染すると、主に以下のような症状が現れることがあります。

尿道炎の症状

尿道からの異常な排尿感、排尿時の痛みやしみる感覚、尿道からのドロっとした膿や分泌物の排出などがみられることがあります。
男性は進行すると精巣上体炎という病気を発症します。

膣炎の症状

はじめはあまり症状がなく、異常な膣の分泌物、膣のかゆみや痛み、性交時の痛みなどがみられることがあります。
進行すると、卵管炎・腹膜炎・肝周囲炎といった病気が発症します。

妊娠中に感染してしまうと流産や骨盤内感染症、早産などの原因になってしまう場合があるため、とても危険です。

咽頭炎の症状

のどの痛みや腫れ、咳や喉の痛みなどがみられることがあります。

肛門炎の症状

肛門周囲のかゆみや痛み、肛門からの膿や血液の排出などがみられることがあります。


これらの症状が出た場合は、早めに医療機関を受診し、淋病の検査を受けることが重要です。

検査をしても陰性になる?淋病の潜伏期間について

淋病の潜伏期間は、感染してから症状が現れるまでの期間を指します。
淋病は感染してから症状が現れるまでの期間が1週間から1か月程度であり、この間は検査をしても陰性の結果が出ることがあります。
感染から症状が出始めるまでの期間を過ぎてから検査を受けることで、より正確な結果が得られる可能性が高くなります。
したがって、症状が出た場合でも、潜伏期間を考慮して検査を受けることが重要です。

もし症状があって今すぐ検査がしたい!と思う方は、ご自身で検査の期間を判断せずにクリニックまで電話などでご相談いただいた方が確実な検査の案内ができるため安心していただけます。

淋病の検査とは

淋病の検査方法には、尿検査や分泌物の検査、PCR検査などがあります。

  • 尿検査
    淋病の細菌が尿中に排出されているかどうかを調べることができます。
  • 分泌物の検査
    淋病の細菌が性器や咽頭などの粘膜に感染しているかどうかを調べることができます。
  • PCR検査
    淋病の遺伝子を検出することで感染しているかどうかを確認することができます。

治療後には、感染が完全に除去されたかどうかを確認するために再検査が行われることがあります。適切な抗生剤を投与していたとしても、耐性菌と呼ばれる抗生剤が効かない菌の場合があるからです。淋病は、完治する確率は100%ではありません

再検査によって、感染の完治が確認されれば安心ですが、再び感染が見つかった場合には、追加の治療が必要となります。
再検査は約1ヶ月あけておこなうことをおすすめしております。

淋病の治療について

淋病の治療には、抗生物質の服用や点滴が一般的です。
感染している部位によって治療方法が異なる場合もありますが、一般的には抗生物質の投与が行われます。抗生物質は、淋病の細菌を殺菌する作用があり、感染の症状を改善する効果が期待できます。
淋病の治療は、早期に適切な治療を行うことで、合併症や感染の広がりを防ぐことができます。

淋病の検査を受けるなら?即日検査結果の出る西梅田シティクリニックがおすすめ

淋病の検査を受けるなら、即日検査結果が出る西梅田シティクリニックがおすすめです。
西梅田シティクリニックは、性感染症の専門クリニックであり、高度な検査技術と経験豊富な医師が在籍しています。

検査は迅速であり、早期に正確な結果を知ることができます
また、西梅田シティクリニックでは、個別相談やプライバシーの保護にも配慮しています。
淋病の検査を受けたい方は、西梅田シティクリニックを利用してみてはいかがでしょうか。

淋病は放置していると男女共に将来不妊症につながってしまう可能性のある感染症であり、早めに検査や治療を受けることが大切です。

オンラインなどの郵送検査も手軽ですが、正確な検査結果を得るためにも専門の医療機関を訪れることをおすすめします。
性感染症に関する相談や不安も、医師に相談することで解消することができます。

適切な対策を講じることで、淋病の感染を予防することができます。
日常の予防策として、正しい性教育の普及や適切な避妊具の使用などにも注意しましょう。

監修医師紹介
赤松 敬之(あかまつ たかゆき)
赤松 敬之(あかまつ たかゆき)
医療法人 星敬会 理事長
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