カンジダーカンジダとは

赤松 敬之(あかまつ たかゆき)
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カンジダとは?

カンジダ

引用:CDCホームページ

カンジダとは、カンジダ属の真菌が感染して起こる性感染症の1種になります。カンジダに感染すると、1日〜1週間前後の潜伏期間を経て症状が出ます。

男性がカンジダに感染した場合、主に亀頭で次の症状が発症します。

  • かゆみが出る
  • 白いカスのようなものが出る
  • かさつきや、ただれが起こる
  • 排尿時・性交時に痛みが出る

一方で女性がカンジダに感染した場合、主に膣や外陰部で次の症状が起こるでしょう。

  • 白いヨーグルト状のおりものが出る
  • 排尿時・性交時に痛みが出る
  • かゆみが出る
  • かさつきや、ただれが起こる

カンジダは健康な人の皮膚や腸内、口内や膣内に存在する常在菌です。膣内では、他の常在菌の作用でカンジダが増殖しないようにバランスをとっています。

しかし性行為や薬の副作用、糖尿病やストレスなどが原因で免疫機能が低下すると、カンジダが増殖して症状が出ます。

カンジダは、主に女性の感染者が多く、男性が感染するリスクが低いのが特徴です。カンジダは常在菌のため、1度症状を治しても、再発するリスクがあります。そのため、普段の生活で予防策をとることが重要です。

よくある質問

カンジダに関して、よくある質問をまとめました。
カンジダに関して知識を深めたい方は参考にしてみてください。

Q
カンジダは自然治癒しますか?

カンジダは症状が軽い場合、自然治癒するケースがあります。一方で、症状が強く出る場合は、治療が必須の病気です。異変を感じたら、早期受診することをおすすめします。

Q
キスだけでカンジダは感染しますか?

通常のキスだけでは感染の可能性は低いと考えられますが、ディープキスの場合、唾液を通じて感染する可能性があります。

Q
カンジダは何科を受診したらいいですか?

性病科などの性病専門の病院・クリニックを受診してください。皮膚科や内科の場合、性病検査がされず、見逃されるケースがあります。そのため、カンジダの症状がある場合は、性病専門の医療機関を受診してください。

Q
コンドームをつけることでカンジダは防止できますか?

100%防止はできません。 しかし、コンドームをつけることで感染リスクの低減は可能です。 そのため、オーラルセックスの際にもコンドームをつけることが望ましいとされています。

Q
なぜ人によって症状が出る時期が異なるのですか?

人によって、感染したカンジダのウイルス量や増殖力、カンジダ感染者の免疫反応の強弱が異なるからです。特に白いカスのようなものができたり、白いヨーグルト状のおりものが出たりする場合は、カンジダの可能性が高くなります。症状に該当した際は早期受診してください。

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