女性の性病の症状一覧|おりもの・かゆみ・できものから種類を確認

赤松 敬之(あかまつ たかゆき)

おりものの変化やデリケートゾーンのかゆみ、できものがあると、「性病に感染したのでは」と不安になる方もいるでしょう。女性の性病は症状が軽いことや、感染していても自覚症状が現れないことがあります。そのまま放置すると、病気によっては不妊や妊娠・出産に影響する可能性があるため注意が必要です。

本記事では、女性に現れやすい性病の症状や種類、感染経路、検査を受けるタイミングを解説します。症状だけで病名を判断せず、心当たりがある場合は適切な検査につなげましょう。

目次
  1. 女性の性病は無症状のまま進行することが多い
  2. 女性に現れやすい性病の症状
  3. 女性に多い性病の種類と症状
  4. 女性が性病に感染する主な原因
  5. 女性が性病検査を受けるべきタイミング
  6. 女性が受けられる性病検査
  7. 性病が妊娠・出産に与える影響
  8. 女性の性病を治療するときの注意点
  9. 女性が性病を予防する方法
  10. 女性の性病に関するよくある質問
  11. 女性は症状がなくても心当たりがあれば性病検査を受けよう

女性の性病は無症状のまま進行することが多い

女性の性病は症状が軽く、感染に気づきにくい場合があります。自覚症状の有無だけで判断せず、感染の可能性と放置した場合の影響を確認しましょう。

症状がなくても感染している可能性がある

クラミジアや淋病などは、女性が感染しても目立った症状が現れないことがあります。症状があっても、おりもののわずかな変化や軽い下腹部痛などにとどまり、体調や月経による変化と区別しにくい場合もあります。

また、性器に症状がなくても、オーラルセックスによって喉へ感染している可能性があります。症状がないことは、感染していない根拠にはなりません。コンドームを使用しない性行為や感染の心当たりがある場合は、検査を検討しましょう。

放置すると不妊や骨盤内炎症性疾患につながることがある

クラミジアや淋病を治療せずに放置すると、炎症が子宮頸管から子宮や卵管へ広がり、骨盤内炎症性疾患を引き起こすことがあります。炎症によって卵管に癒着や閉塞が生じると、不妊症や子宮外妊娠につながる可能性もあります。

感染の有無や進行度は、症状の強さだけでは判断できません。おりものの異常、不正出血、下腹部痛などがある場合は早めに医療機関を受診し、症状がなくても感染機会があれば検査を受けることが大切です。

女性に現れやすい性病の症状

女性の性病では、おりものの変化や性器周辺のかゆみなど、日常的な不調と区別しにくい症状が現れることがあります。以下は感染に気づくための目安ですが、症状だけで病名を判断することはできません。

おりものの量・色・においが変化する

おりものの量が増える、黄色や緑色になる、強いにおいがするといった変化は、クラミジアや淋病、トリコモナス症などでみられることがあります。白くポロポロしたおりものは、カンジダの症状として現れる場合があります。

ただし、おりものは月経周期や妊娠、体調によっても変化します。見た目やにおいだけでは原因を特定できないため、普段と異なる状態が続く場合や、かゆみ・痛みを伴う場合は婦人科などを受診しましょう。

デリケートゾーンにかゆみや痛みが出る

外陰部や腟周辺のかゆみ、ヒリヒリとした痛みは、カンジダやトリコモナス症、性器ヘルペスなどで現れることがあります。赤みや腫れ、おりものの変化を伴う場合もあります。

一方、デリケートゾーンのかゆみは、下着や生理用品によるかぶれ、洗いすぎ、蒸れなどが原因となることもあります。市販薬を自己判断で使用すると症状に合わない可能性があるため、強い症状や長引く症状がある場合は検査を受けましょう。

性器周辺にできもの・水ぶくれ・しこりができる

性器周辺の水ぶくれやただれは性器ヘルペス、イボは尖圭コンジローマ、痛みの少ないしこりは梅毒でみられることがあります。できものの形や痛みの有無は病気によって異なりますが、見た目だけで判断するのは困難です。

ニキビや毛嚢炎など、性感染症以外の皮膚疾患でも似た症状が現れます。できものをつぶしたり、自己判断で薬を塗ったりせず、婦人科・皮膚科・性病科などで原因を確認してください。

排尿時痛や性交痛が起こる

排尿時の痛みや違和感は、淋病やクラミジアなどでみられることがあります。腟や子宮頸管などに炎症が起きると、性行為の際に痛みを感じる場合もあります。

排尿時痛は膀胱炎、性交痛は腟の乾燥や子宮内膜症など、性病以外の原因でも起こります。痛みが続く場合や、おりものの異常・不正出血・発熱を伴う場合は、症状だけで判断せず医療機関を受診しましょう。

不正出血や下腹部痛が現れる

月経以外の出血や下腹部痛は、クラミジアや淋病による子宮頸管の炎症などで現れることがあります。炎症が子宮や卵管へ広がると、下腹部痛が強くなり、発熱や吐き気を伴う場合もあります。

不正出血や下腹部痛には、排卵やホルモンバランスの変化、子宮や卵巣の病気など、さまざまな原因があります。強い腹痛や大量の出血、高熱がある場合は、早めに医療機関を受診してください。

女性に多い性病の種類と症状

性感染症女性に現れやすい主な症状潜伏期間・症状出現の目安主な感染経路
クラミジアおりものの増加、不正出血、性交痛、下腹部痛など。無症状の場合も多い1~3週間程度腟性交・オーラルセックス・アナルセックスなどの性的接触 (国立健康危機管理研究機構)
淋病おりものの増加、不正出血など。女性では症状が軽い・無症状の場合もある2~9日程度性行為などによる粘膜同士の接触。咽頭や直腸にも感染する (国立健康危機管理研究機構)
トリコモナス症泡状で悪臭のあるおりもの、外陰部のかゆみ・痛みなど5~28日程度主に性行為による性器同士の接触 (CDC Stacks)
性器ヘルペス性器周辺の痛み・かゆみ、水ぶくれ・潰瘍など2~21日程度(通常3~7日)主に性行為。病変部やウイルスを含む分泌液との接触 (国立健康危機管理研究機構)
尖圭コンジローマ性器や肛門周辺にイボ状のできものが現れる数週間~3カ月程度主に性行為による粘膜の接触 (国立健康危機管理研究機構)
梅毒性器などのしこり・潰瘍、進行すると全身の発疹など感染後約3週間(10~90日の幅がある)性行為などによる梅毒の病変部との直接接触 (国立健康危機管理研究機構)
HIV感染症初期に発熱、咽頭痛、倦怠感などが現れることがある。無症状の場合もある急性期症状は感染後2~4週間程度主に腟性交・アナルセックスなど。血液、精液、腟分泌液、直腸分泌液などを介して感染 (疾病予防管理センター)
性器カンジダ症外陰部の強いかゆみ・赤み、白く濃いおりもの、性交痛など一定の潜伏期間はない常在菌の増殖によって発症することがあり、性行為がなくても発症する (厚生労働省)

※潜伏期間や症状の現れ方には個人差があり、性感染症は無症状の場合もあります。症状や潜伏期間だけで感染の有無を判断せず、感染の心当たりがある場合は適切な検査を受けましょう。

女性にみられる性病は、病気によって症状や症状が現れるまでの期間が異なります。無症状の場合や、複数の病気で似た症状が出る場合もあるため、以下は目安として確認してください。

クラミジアはおりものの増加や下腹部痛が現れる

クラミジアは、クラミジア・トラコマチスという細菌による感染症です。腟性交やオーラルセックスなどで感染し、女性ではおりものの増加、不正出血、性交痛、下腹部痛などが現れることがあります。

一方で、自覚症状がほとんどない場合もあります。治療せずに放置すると炎症が卵管などへ広がり、不妊症や子宮外妊娠につながる可能性があるため、感染機会があれば検査を受けることが大切です。

淋病は黄色や緑色のおりものが増える

淋病は、淋菌への感染によって起こります。女性では黄色や緑色の膿のようなおりもの、排尿時痛、不正出血、下腹部痛などが現れる場合がありますが、症状が目立たないこともあります。

腟性交だけでなく、オーラルセックスによって喉へ感染することもあります。治療が遅れると骨盤内炎症性疾患などにつながる可能性があるため、パートナーの感染が判明した場合は、症状がなくても検査を受けましょう。

トリコモナス症は泡状で悪臭のあるおりものが出る

トリコモナス症は、腟トリコモナスという原虫による感染症です。女性では、黄色や黄緑色で泡状のおりもの、強いにおい、外陰部のかゆみや痛みなどが現れることがあります。

症状がない場合もあり、見た目だけではほかの腟炎と区別できません。また、本人のみが治療するとパートナーから再感染する可能性があります。感染が確認された場合は、パートナーも検査と必要な治療を受けることが重要です。

性器ヘルペスは痛みを伴う水ぶくれができる

性器ヘルペスは、単純ヘルペスウイルスへの感染によって起こります。外陰部や腟の入口などに水ぶくれやただれができ、強い痛み、発熱、排尿時痛などを伴う場合があります。

症状が治まってもウイルスは体内に残り、疲労や体調不良などをきっかけに再発することがあります。水ぶくれや痛みがある時期は感染させる可能性があるため、性行為を控えて早めに受診しましょう。

尖圭コンジローマは性器周辺にイボができる

尖圭コンジローマは、主に低リスク型のヒトパピローマウイルスへの感染によって起こります。外陰部や腟、肛門周辺に、先端が尖ったイボやカリフラワー状のイボができることがあります。

痛みやかゆみがない場合もありますが、イボが増えたり広がったりする可能性があります。なお、尖圭コンジローマの主な原因となる型と、子宮頸がんに関係する高リスク型は異なるため、混同しないことが大切です。

梅毒はしこりや全身の発疹が現れる

梅毒は、梅毒トレポネーマという細菌による感染症です。感染初期には、感染した部位に痛みの少ないしこりや潰瘍が現れ、その後、手のひらや足の裏を含む全身に発疹が出ることがあります。

症状が自然に消えても、梅毒が治ったとは限りません。治療せずにいると病気が進行する可能性があり、妊娠中は胎児へ感染するおそれもあります。心当たりがある場合は血液検査を受けましょう。

HIVは初期に発熱や倦怠感が現れることがある

HIVに感染すると、初期に発熱、倦怠感、喉の痛み、リンパ節の腫れなどが現れる場合があります。ただし、これらは風邪などでもみられる症状であり、症状がないまま経過することもあります。

HIV感染の有無は症状だけでは判断できず、確認には検査が必要です。適切な治療を継続することで、免疫機能の低下を抑えることが期待できます。感染の心当たりがある場合は、適切な時期に検査を受けてください。

カンジダは性行為がなくても発症する

性器カンジダ症は、主に体内に存在するカンジダという真菌が増殖して起こります。強いかゆみ、外陰部の赤みや腫れ、白くポロポロしたおりものなどが主な症状です。

性行為をきっかけに発症する場合もありますが、疲労や免疫機能の低下、抗菌薬の使用、妊娠などでも起こるため、一般的な性病とは性質が異なります。再発を繰り返す場合や初めて症状が出た場合は受診しましょう。

女性が性病に感染する主な原因

性病は、病原体を含む体液や感染部位の粘膜・皮膚との接触によって感染します。腟性交以外の行為でも感染する可能性があるため、主な感染経路を確認しましょう。

腟性交・オーラルセックス・アナルセックスで感染する

性病は、腟性交だけでなく、オーラルセックスやアナルセックスでも感染する可能性があります。性器から喉、喉から性器へ感染することもあり、挿入を伴わない性的接触でも感染リスクはあります。

感染する部位は、性器・喉・肛門など行為の内容によって異なります。検査を受ける際は、医師に性行為の内容を伝え、感染の可能性がある部位に合った検査を選ぶことが重要です。

コンドームを使用しても防ぎきれない性病がある

コンドームを性行為の最初から最後まで正しく使用すると、多くの性病の感染リスクを下げられます。ただし、コンドームで覆われていない皮膚や病変との接触で感染する梅毒、性器ヘルペス、尖圭コンジローマなどは完全には防げません。

また、途中から装着した場合や、破損・脱落があった場合は予防効果が低下します。コンドームを使用していても、気になる症状や感染の心当たりがあれば検査を受けましょう。

性行為から時間がたって症状が現れることもある

性病には、感染してから症状が現れるまでの潜伏期間があります。その長さは病気によって異なり、数日で症状が出る場合もあれば、数週間以上たってから気づく場合もあります。

感染後に症状が現れないまま経過する病気や、一度出た症状が自然に消える病気もあります。そのため、最近性行為をしていないという理由だけでは感染を否定できません。検査時期は病気や検査方法で異なるため、医療機関へ相談してください。

女性が性病検査を受けるべきタイミング

性病検査は、症状が現れたときだけに受けるものではありません。性行為の状況やパートナーの感染、今後のライフイベントなども踏まえて検討しましょう。

おりものや性器に普段と違う症状がある

おりものの量・色・においの変化、外陰部のかゆみや痛み、性器周辺のできもの、不正出血などがある場合は、性病検査を検討しましょう。症状が軽くても、感染症が隠れている可能性があります。

ただし、同様の症状は性病以外の婦人科疾患や皮膚疾患でも現れます。見た目だけで原因を判断したり、市販薬で対処したりせず、症状が続く場合は婦人科や性病科などを受診してください。

コンドームを使用しない性行為があった

コンドームを使用しない性行為や、途中からコンドームを装着した性行為があった場合は、症状がなくても感染の可能性があります。コンドームが破れた、外れたといった場合も検査を検討する目安です。

性病は腟性交だけでなく、オーラルセックスやアナルセックスでも感染します。ただし、感染直後では正確に判定できない検査もあるため、検査を受ける時期は医療機関へ相談しましょう。

パートナーの感染が判明した

パートナーの性病が判明した場合は、自分に症状がなくても検査を受ける必要があります。一方だけが治療しても、もう一方に感染が残っていると、性行為によって互いに感染を繰り返す可能性があります。

検査結果が確認できるまでは性行為を控え、感染が判明した場合は医師の指示に従って治療を受けましょう。病気によっては、現在のパートナーだけでなく過去のパートナーへの連絡が必要になることもあります。

妊娠・結婚・新しいパートナーとの交際を控えている

妊娠を希望している場合や結婚、新しいパートナーとの交際を控えている場合も、性病検査を受けるタイミングの一つです。無症状の感染を事前に確認することで、パートナーへの感染や妊娠・出産への影響を抑えることにつながります。

妊娠中は、定められた時期に梅毒やHIV、B型肝炎などの検査が行われます。妊娠前から感染が心配な場合は、パートナーと一緒に検査を受けることも検討しましょう。

女性が受けられる性病検査

性病検査を受ける場所や方法は、症状の有無や調べたい病気によって異なります。感染が疑われる部位に合った検査を選び、適切な時期に受けることが大切です。

婦人科・産婦人科・性病科で検査を受ける

性器のおりものやかゆみ、不正出血などがある場合は、婦人科・産婦人科・性病科などで検査を受けられます。医師の診察を受けられるため、性病以外の婦人科疾患や皮膚疾患も含めて原因を調べられる点が特徴です。

症状があり、医師が検査を必要と判断した場合は、健康保険が適用されることがあります。無症状で確認のために受ける検査は、自費診療になる場合があるため、費用や検査項目を事前に確認しましょう。

おりもの・血液・尿・うがい液で感染を調べる

検査に用いる検体は、疑われる病気や感染部位によって異なります。クラミジアや淋病では腟分泌物や尿、梅毒・HIV・B型肝炎などでは血液、喉への感染が疑われる場合はうがい液や咽頭ぬぐい液などを使用します。

性器の検査だけでは、喉や肛門の感染を確認できない場合があります。オーラルセックスやアナルセックスの経験がある場合は、行為の内容を医師へ伝え、必要な部位を検査してもらいましょう。

検査キットなら自宅で誰にも会わずに調べられる

性病検査キットは、自宅で検体を採取して検査機関へ送り、オンラインなどで結果を確認できる方法です。医療機関へ行く時間が取りにくい場合や、対面での検査に抵抗がある場合に利用できます。

ただし、検査キットでは診察や治療を受けられません。陽性だった場合は医療機関を受診し、必要な治療を受ける必要があります。強い痛みや発熱、大量の出血などがある場合は、検査キットだけで済ませず早めに受診してください。

性病が妊娠・出産に与える影響

性病の種類や感染時期によっては、妊娠の成立や妊娠経過、赤ちゃんの健康に影響する可能性があります。妊娠を希望する場合や妊娠中に感染が判明した場合は、早期に適切な治療を受けることが重要です。

不妊症や子宮外妊娠の原因になることがある

クラミジアや淋病を放置すると、炎症が子宮から卵管や骨盤内へ広がることがあります。卵管に癒着や閉塞が生じると、卵子や受精卵が通りにくくなり、不妊症や子宮外妊娠である異所性妊娠につながる可能性があります。

感染していても症状が現れない場合があるため、妊娠を希望している方や感染に心当たりがある方は検査を検討しましょう。早期に発見して適切な治療を受けることが、将来の妊娠への影響を抑えることにつながります。

妊娠中は流産・早産・母子感染に注意する

妊娠中の性病は、病気の種類によって流産・早産などのリスクや、妊娠中・出産時に赤ちゃんへ感染する母子感染につながる可能性があります。梅毒、HIV、B型肝炎、クラミジア、淋病、性器ヘルペスなどは特に注意が必要です。

妊婦健診では複数の感染症検査が行われますが、検査後に感染する可能性もあります。妊娠中に気になる症状や感染の心当たりがある場合は自己判断せず、早めに産婦人科へ相談してください。

女性の性病を治療するときの注意点

性病の治療では、処方された薬を指示どおりに使用するだけでなく、パートナーへの対応や治療後の確認も重要です。自己判断で治療を中断せず、医師の指示に従いましょう。

パートナーも一緒に検査と治療を受ける

性病への感染が判明した場合は、パートナーにも検査を受けてもらうことが大切です。本人だけが治療を終えても、パートナーに感染が残っていると、性行為によって再び感染する可能性があります。

パートナーに症状がなくても、感染している可能性は否定できません。検査や治療が必要な範囲は病気によって異なるため、医師へ相談したうえで対応しましょう。処方薬をパートナーと分けて使用することは避け、それぞれが診察を受けてください。

治療後は陰性を確認するまで性行為を控える

治療を始めても、すぐに感染力がなくなるとは限りません。症状が治まっただけでは治癒を判断できない病気もあるため、医師から許可が出るまでは、オーラルセックスを含む性行為を控えましょう。

病気によっては、治療後に再検査や治癒確認が必要です。服薬を自己判断で中断すると、治療が不十分になったり再発したりする可能性があります。薬は指示どおりに使用し、指定された時期に再診してください。

女性が性病を予防する方法

性病の感染リスクを下げるには、性行為の際にコンドームを正しく使用し、必要に応じて検査を受けることが重要です。いずれか一方だけに頼らず、組み合わせて対策しましょう。

性行為の最初から最後までコンドームを使用する

コンドームは挿入直前ではなく、性器同士が接触する前から装着し、性行為が終わるまで使用します。腟性交だけでなく、オーラルセックスやアナルセックスでも、コンドームやデンタルダムなどを使用することが大切です。

ただし、梅毒や性器ヘルペス、尖圭コンジローマなどは、コンドームで覆われていない部分との接触でも感染する可能性があります。コンドームによって感染リスクは下げられますが、すべての性病を完全に防げるわけではありません。

定期的に性病検査を受ける

性病は無症状の場合があるため、症状が出てから検査を受けるだけでは感染を見逃す可能性があります。新しいパートナーとの交際を始めるときや、コンドームを使用しない性行為があったときなどは、検査を検討しましょう。

定期検査の頻度や必要な検査項目は、性行為の状況や感染リスクによって異なります。医療機関へ相談し、自分に必要な検査を選ぶことが大切です。パートナーと一緒に検査を受けることも感染予防につながります。

女性の性病に関するよくある質問

女性の性病は、症状だけでは判断しにくく、検査や受診に不安を感じる方もいます。ここでは、性病の見分け方や検査に関する疑問を解消します。

おりものを見れば性病か判断できますか?

おりものの色・量・においは病気を疑う手がかりになりますが、見た目だけで性病の種類を特定することはできません。クラミジアや淋病、トリコモナス症などで似た変化が現れるほか、細菌性腟症や体調の変化が原因の場合もあります。

また、性病に感染していても、おりものに変化が現れないことがあります。普段と異なる状態が続く場合や、かゆみ・痛み・不正出血を伴う場合は、検査を受けて原因を確認しましょう。

性病は自然に治ることがありますか?

症状が自然に軽くなったり消えたりしても、感染が治ったとは限りません。梅毒などは症状が現れない時期があり、クラミジアや淋病も感染が残ったまま進行する可能性があります。

病気によって必要な治療法は異なるため、自己判断で様子を見たり、市販薬だけで対処したりするのは避けましょう。感染が疑われる場合は検査を受け、陽性であれば医師の指示に従って治療を完了させることが重要です。

性病検査は家族やパートナーに知られますか?

医療機関には守秘義務があり、検査結果が本人の同意なく家族やパートナーへ伝えられることは原則としてありません。ただし、健康保険を使用した場合は、医療費通知などから受診の事実を家族に知られる可能性があります。

自費診療や自宅用検査キットを利用する方法もありますが、料金の支払い方法や配送時の品名、結果の確認方法は事前に確認しましょう。未成年者の受検条件は医療機関によって異なるため、予約時に問い合わせてください。

女性は症状がなくても心当たりがあれば性病検査を受けよう

女性の性病では、おりものの変化やかゆみ、できもの、不正出血などが現れることがあります。一方、クラミジアや淋病をはじめ、自覚症状がないまま感染が進行する病気もあります。

症状だけで性病の種類や感染の有無を判断することはできません。放置すると、病気によっては骨盤内炎症性疾患や不妊症、妊娠・出産への影響につながる可能性があります。

コンドームを使用しない性行為があった場合や、パートナーの感染が判明した場合は、症状がなくても検査を検討しましょう。医療機関への受診に抵抗がある方は、自宅で採取できる性病検査キットも選択肢の一つです。早めに感染の有無を確認し、陽性の場合は適切な治療を受けてください。

少しでも違和感を感じたら、
一度検査を受けてみませんか?
西梅田シティクリニックで受診をしよう。

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監修医師紹介
赤松 敬之(あかまつ たかゆき)
赤松 敬之(あかまつ たかゆき)
医療法人 星敬会 理事長
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